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プロフィール

Author:kamatyan
現住所:東京
性 格:生真面目なスケベ
特 徴:白髪にハゲ


DATE: CATEGORY:いじめ 教育問題
昨日は、とりあえず教育改革問題に関して言いたい事をいってしまったので、ここからは余談として読んで下さい。

小生は安倍さんの言う『美しい国・日本』というお題目は結構気に入ってます。国民の心も体も健全であれは、自ずと国も健全であり、そういう国は美しい国として世界に誇れるものになるだろうと思うからです。
でも、首相就任以来、教育基本法の改正にしろ、教育再生会議の進め方にしろ、不適格教員の排除やいじめをする子供の出席停止等『排斥の論理』が色濃い点を見ていると安倍さんの強引なやり方が目立ちます。若くして総理になって虚勢を張っているのであれば、それも可愛い事と笑っていられるのだが、どうも安倍さんの人間性の本質が出ているような気がしてならない。
つまり、美しい国を実現するためには美しくないものは排除して隠してしまえという発想だ。つきつめていけば安倍さんの意に沿うものしか残らなくなる。安倍さんの意に沿うもので作る安倍さんの思うところの美しい国とはどんな物なのであろうか?
極論すれば、これって日本の北朝鮮化じゃないのか?w。
まあ、それ程の事ではないにしても、安倍さんには少し落ち着いて考え直して頂きたいものだと思う。

安倍さんは『美しい国・日本』のビジョンを語るのであれば、まず、総理よりも自民党総裁として議員の身を正す規範を示すべきであろう。
今も議員特権による税金の無駄使いが取りざたされているが、時代の今昔を問わず、議員には汚職・収賄・脱税などお金がらみのスキャンダルが多過ぎる!
政治家が自身の身を正し、聖職としての政治家像を復権させない限り、教育のように本質的に清くあるべき聖域の議論を交わすにふさわしくない!

以前、小生は柳沢大臣の失言問題に対して擁護する意見を書いた。『一度位は大目に見てやれよ・・・』と言う気持ちでいたのだが、その後、たいして時間をおかずにまた失言が飛び出した。これは幾らなんでも大臣として恥ずかしい、柳沢さんは自ら身を正して辞任するべきだ・・・と思っていた。
しかし、失言騒動の直後の地方選挙で1勝1敗・・・。失言騒動はうやむやに終わってしまった。
マスコミいわく、国民の支持がまだかろうじて自民党にあるので柳沢さんはセーフという判断であった。

何かおかしくないか?

地方の首長選挙は、地方分権が進む時代において、その地域固有の問題と将来性を反映するものであろう。柳沢さんの問題は国レベルの問題だ、失言問題の是非の比重だけで首長が決まるわけではあるまいに・・・。
しかし野党は、その後辞任追求の矛先をひっこめてしまった。

小生が見るところ、マスコミの言うように、失言問題の是非に国民の判断が出たのではなく、野党各党に魅力を感じないからだと思う。
小ずるい政治家の多い自民党と野党を比較した時に、それでもまだ自民党の方が良いや・・・という消去法的な選挙結果だったのではないだろうか。

柳沢問題の直後の様子を見ていると、人の失言に対し、ここぞとばかりに足をひっぱる醜い政治家の姿の方がクローズアップされ、印象に残っただけだった。その後少子化対策に対する政治論争を仕掛けたものの、質疑の内容は素人の小生にでも簡単に思いが及ぶものばかりで、ここでも野党は底の浅さを露呈してしまった。

現状にケチをつけるだけなら小生にも出来るわいw。政治家として特権に浸っているのなら、長期ビジョンでのウルトラCと思えるような打開案を出してほしいものだ。それでこそ政治のプロなんだろうが!それが出来ないのなら、せめて聖職として身を正せ!野党議員にも特権は等しく適用されているのだから。対自民党とのバランスを保つためだけに存在する野党議員そのものに税金の無駄を感じてしまう。

政治、特に国政レベルの政治では外交問題というブラックボックスを抱えているのだから、政治が「奇麗事」では済まず、「清濁合わせ飲む」ことが必要な場合もあるであろう事は容易に想像される。
小生は政治家というのは文化ヤクザだと思っている。政策だけなら政治学者が考えてもなんら遜色は無いであろう。政治家に問われるのは政策+実行力だ。実行力とはバイタリティーのある調整力だと思うが、この調整力が曲者で、力業と言われる綺麗事では済まされない部分を多分に含んでいる。それ故、力のある政治家と言われる人ほどスキャンダルのネタも抱えているものだ。

それらの事を好しとするかどうかは人それぞれであるが、小生は、一般的に政治家というのは性悪説的に捉えている。だから文化ヤクザだと思うのだ。
汚い事をやっている自覚があるから政治家は『先生』と呼ばれたがる。自分も先生と呼ばれたいから他の議員の事も先生と呼ぶ。そういうバカな人種なんだと思う。政治家に限らず、世の権力の座に着いた人は同じようなタイプの人が多い。

ただ、少数ではあるが、そうでない清廉潔白・聖人のようなタイプの政治家・権力者がいることもまた事実である。そして残念な事に、その事が物事を分かりにくくしているのであろう。

でも小生は、政治ヤクザタイプの政治家や権力者を否定している訳ではない。1億の収賄をしても10億の国益に繋がる仕事をしてくれれば、それはそれで良しだと思う。そういうタイプの人は結果で評価すれば良いのだと思う。
困ってしまうのは、聖人面をしてヤクザまがいの権力を行使し、にもかかわらず、結果が出せない連中だ。
また、これらの事が、本音と建前とか裏表みたいな二重構造を社会に生み出し、物事をややこしくしてくれる。

安倍総理は所信表明の時に、政治ヤクザ・聖人政治家、自分はどちらのタイプの政治家であるのか、これからどちらのタイプの政治を目指すのか、はっきりさせるべきだったのだと思う。

総理が政治ヤクザタイプを自認しているのなら、柳沢大臣や松岡大臣を大目に見ることや、教育再生会議に見られるような強引な物の進め方も理解できる。しかし、そうであるならば、『美しい国・日本』というスローガンは滑稽だ。
逆に、総理が聖人政治家タイプであるなら、抽象的ではあるがスローガンは素晴らしい物に思えてくる。しかし、そうであるなら、まず安倍政権が身内の醜さや濁りを取り払い、透明で清廉潔白な政治を行わなければおかしいはずだ。松岡大臣のミネラルウォーターやや自民党都議団公費の使い方は、どう見ても政治ヤクザの感性であり、美しい政治とは程遠い物である。リーダーが本当に美しい国を目指すのであれば、まず自分の身を律し、身内の醜悪を正していかなければ、国全体が美しくなるとはとうてい思えない。

安倍さんや政治家ばかり悪く書いてしまったが、西部のアマチュアに対するリベート問題しかり、建設業界の談合問題しかり・・・である。

プロ野球オーナー会議で学生への金銭享受は止めると宣言したのに・・・。鉄鋼・重機大手15社のトップが談合決別宣言をしたのは2年程前であったろうか、同時期に大手ゼネコンも談合決別宣言を出した。ところが最近、名古屋の地下鉄を舞台にした談合の新聞記事を目にした。よく読むと、その談合決別宣言の直後から談合を繰り返していたそうだ。清廉な精神と醜悪なまでの経済意欲という、大人の社会の本音と建前を顕著にあらわす笑い話である。

もっと笑えるのが、経団連会長の御手洗さんがおっしゃっている『御手洗ビジョン』だ。小泉さんの改革路線を継承しつつ、安倍総理の「美しい国」に調子を合わせて『希望の国・日本』と銘打ち、素晴らしい内容の御高説を唱えていらっしゃる。

しかし、よく考えてほしい。

経団連会長といえば、財界総理とも言われる経済界のドンである。総理が『希望の国・日本』というビジョンを提唱しているその足元で、大臣とも言える大手企業が談合決別宣言という表の顔と、相変わらず談合を続ける裏の顔を駆使して舌を出しているのである。
実に笑える構図だと思いませんか?
『御手洗ビジョン』なんてマスコミ向けのリップサービスは、とっとと『お手洗いにドボン』と捨ててw、経済界のモラルを建て直せ!と言いたいものだ。

今回、何でこんな話を長々としたかと言うと・・・。

小・中・高校生がこういう話を詳しく知っているとは思えないが、大人の社会の本音と建前みたいな、矛盾やずるさを感じている子は多いのではないかと思うんです。

だから、いくら大人が教育改革だなんて騒いでみても、当人たちにしてみれば『だから何・・・?』程度の冷めた反応しか生まないのではないか・・・と思うのです。

冷めた反応だけなら、まだましです。
ちょっと頭のまわる子なら、自分が大人になって船出をする社会という海は、聖人の仮面を被って隠れて悪さをした方が、楽に美味しく航海が出来るぞ!と気がついてしまいます。
学校は社会に出る準備をする所だから、良い子の振りをして適当にやってりゃいいさ!
いじめっ子をはじくだと?見つからないようにもっと上手くやればいいさw。

小生にはそんな風に考える子供が沢山いるような気がしてなりません・・・。

よく『親の背を見て子は育つ』と言いますが、『大人の社会を見て子供達は育つ』という事を念頭に置かなければならないと思います。
その意味で、世のリーダーさん達は、『教育改革を語る前に、我が身と身内を正せ!』と、声を大にして言いたかったのです。

テーマ : 伝えたいこと - ジャンル : ブログ

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